この工場では、1.8gの瓶入り製品を1日に約2,000本製造して
 いるそうです。この1本の製造に、ゆこうが約6kg、すだちが
 約7kg、ゆずが12kgも使用しています。この数量を見るとゆこう
 は、他の柑橘と比べて果汁が豊富なことがわかりますね。
 搾る強さを強くすれば、もっと使用する果実の量は減りますが、
 前述したとおり苦味等がたくさん発生するので、強く搾り過ぎな
 いように調節しているそうです。

 ここにも工場長の品質への気配りが伺えます。

 瓶に詰めてフタをすれば、次はラベルを貼っていきます。
 ラベルは、瓶の大きさに合わせてきれいに同じ位置に貼れる様
 専用の木枠を利用しています。この枠を利用すれば大体どの
 位置に貼り付ければ良いのか一目で分かるので、工場で働く
 おばちゃんたちからも好評です。

 ラベル貼りの様子はどこか懐かしい昔ながらの作業風景で、
 故郷を思い浮かべます。

 長い工程から完成した柑橘酢ですが、新鮮な採れたてを搾る
 ために果実によって作る時期をきっちり分けているそうです。
 だいたい、『すだち酢』が9月上旬〜10月上旬に、『ゆこう酢』
 が10月上旬〜11月上旬、『ゆず酢』が11月上旬〜12月上旬
 に生産しているそうです。

 商品は大瓶の生産だけではなく、18g、360ml、300ml、100ml、
 70mlも製造しています。工場長自慢の逸品、お求めはこちら
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